新世紀エヴァンゲリオン 蒼い瞳のフィアンセ


第61.5話 クラス分け

「ねえ、シンジ君。ちょっといいかしら。」 「なんですか、リツコさん。」 「ええ、ちょっと気になったんだけど、シンジ君が研修生に平手打ちをしたって、本当か しら。」 「そ、そうです。」 「どうしたの、シンジ君らしくないわね。」 「だって、アスカの悪口を言っていたんですよ。それも、酷い。だから、許せなかったん です。」 「そう、分かったわ。」 「でも、何で分かったんですか。アスカから聞いたんですか。」 「ええ、そうよ。それで、急きょ3年生のクラス分けを変えることになったのよ。」 「ええっ!ア、アスカは一緒のクラスなんですかっ!」 「大丈夫よ。アスカが作った案を、そのまま使うつもりだから。シンジ君のクラスは、数 名入れ替える位で、殆ど変わりないわ。」 ちなみに、仲良しグループは、全員同じクラスになっていた。ユキも同じクラスであるし、 海外支部の人間のうち、アールコートを除く全員が同じクラスだった。 アールコートが新しい研修生と同じクラスになったのは、サグの盟主から、1クラスに必 ず1人はサグの要員を入れるようにという指令が出ていたためである。 また、ドイツ支部の研修生に、ラブリーエンジェルの人間を1名入れる事にも成功してい た。 「そうですか。アスカが同じクラスなら、何も言う事は無いです。」 シンジは安堵した。 「ふふふっ。それは、本人の前で言ってあげなさい。」 「い、イヤですよ。恥ずかしいですから。」 シンジの顔は、真っ赤になった。 (第62話へ)

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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あとがき  新しいクラスは、A組に関しては、殆ど変わりません。ユキが加わり、数名が入れ代わ る程度です。研修生は、全員同じクラスになります。とは言っても、38人いますから、 正確には2クラスに分かれます。一応、各クラスは、30人前後という設定です。ですか ら、2クラスとも、研修生+外国人+帰国子女ということになるでしょう。  なお、60話で研修生は39人としましたが、アメリカ支部のみ、既に2人の人員を派 遣していることなどから、今回は2人の研修生となりました。このため、38人となった のです。 2002.11.1  written by red-x



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