新世紀エヴァンゲリオン 蒼い瞳のフィアンセ
第41.5話 ナンバー2
「大佐っ!それは本当ですか?」
「ああ,事実だ。私は盟主様から直接聞いたのだからな。」
「我がSAGのナンバー2が入れ代わるなんて…。」
「ああ,私も信じられんよ。だが,ジャッジマンよ。事実だ。受け止めるしかない。」
「で,新しいナンバー2の出した条件とは何ですか。」
「碇シンジの命だ。」
「えっ!」
「誤解するなよ。碇シンジの命の火が消えた時,盟約は破られるとのことだ。」
「ああ,なるほど。それなら分かります。」
「だから,分かっているとは思うが。」
「ええ。碇シンジのガードをさらに強固なものにします。」
「頼んだぞ。アメリカやヨーロッパの仲間も,頑張っていることだしな。」
「はっ。全力を尽くします。」
「これがうまくいけば,我が組織は飛躍的な発展を遂げるだろう。それが君の双肩にかか
っている。頑張ってくれよ。」
「はい。必ずやご期待に沿えるようにいたします。」
ジャッジマンは一礼すると,部屋を出た。
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2002.6.14 written by red-x